心が落ち着く場所を探して

先が見えない障害物だらでの世の中をはってでも進もうとするブログです。

会社を辞めて気づいたこと

45歳で退職してよかったことは、働かなくなった後に急にやってくる孤独への対処法やどうのように生きることが幸せで楽しいのかがわかったことです。

もし、60歳で定年退職を全うした後に今と同じ状況を迎えたなら、今のじぶんのように孤独を克服できない気がします。
おたふく風邪ではないけれど、早めに無職という状況にじぶんを置き、孤独への免疫を作れたことは大切な経験となりました。

無職になると自分から係わらない限り、社会との交流がなくなります。
交わりたい気持ちがフツフツと湧き出てきます。

が、そこでぐっと我慢し、他人の目を気にすることなくじっくりとじぶんと向き合いました。
一生のうち、じぶんとじっくり向き合う時間はなかなか無い機会ですから。

座りながら、歩きながら、寝ながら、ぼーっとしながら、じぶんと話し、労わり、メンテナンスをすることでじぶんの中に新しい考えがあることが見つかりました。
ずーっと休みの状況だとだれ放題になるのですが、そんなじぶんを発見すると却ってじぶんを律しようとする力が働きます。

そんなじぶんが久々に他人と話すことの楽しさと新鮮さ。

大きな夢や目標ではなくても身近な事に幸せの種がたくさんあることがわかりました。

誕生から、入学、受験、成人、就職、結婚・・・と人生の節目は何度か訪れます。
これに無職という周囲の環境からじぶんを隔離する状態も立派な節目と感じる今日この頃です。